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オーバードース (overdose)
処方されたお薬を、効かないから・・・眠れないから・・と、つい過剰摂取してしまう事により、心身に大きな弊害をもたらす事があります。
今年は、コロナに感染するのではないかという不安感に加え、寒暖差の大きい日々、台風による気圧の変化など・・・
心身が敏感な方は、毎日生きていくのさえ大変な方もいらっしゃいます。
ちょっとした事で過呼吸になったり、パニックになったり、眠れない日々が続いたり・・・
特に眠れない日々が続くと、つい処方されたお薬よりも多めに飲んでしまい、その弊害に苦しんでいらっしゃる方もいます。
また、初期の大変な時はとっくに過ぎて、今は穏やかな安定した状態なのに、初期の頃の強い薬を減薬することなく飲み続ける事により、その弊害に悩み、苦しんでいらっしゃる方もいます。
ご家族が、『あれっ?おかしい?』と、お思いになったら、診療の時にご一緒にいらして、ご本人が伝えきれないご要望を補足して、ドクターに今の状態に合う薬を処方をして頂けるように話して下さいね。
☆Nさんは、専業主婦なのに朝思うように起きれず、家族の食事の用意も手抜きがちになり、掃除洗濯もままならない毎日で、家族の食事が終わると起きていられず、つい、ゴロゴロとしてしまうご自分を責めていました。
会話の中から、夕方になると体が軽くなり動けるようになる事、また、数年前にとても辛い事があった時、心療内科を受診なさり、今はその頃の辛い状況は乗り超えていらっしゃるのに、最初に処方されたお薬をそのまま飲み続けているとお話下さいました。
そのお薬は、きっと強いので、副作用で朝起きれないし、無理に起きて朝食の準備をなさっても、またゴロっと横になりたくなるのですよ。
次回の診察の時に、朝、重だるくて起きれないので減薬して下さい・・・と、話して下さいね。
Nさんが怠け者で起きれないのではないですよ、お薬の副作用でお薬が強くて起きれないのですよ。と、お話しました。
Nさんの顔がパッと明るく輝き、重く淀んでいたハートチャクラが軽くなりました!
朝、起きれないご自分を、何て怠け者なのだろうと責め続けていらしたそうです。
☆Aさんのご主人は、お仕事の関係で鬱になり、強い薬を飲んでいらっしゃいました。
お仕事を辞めて、ストレスから解放されて数年が過ぎ、ずいぶん良くなられました。
数年前から、Aさんにご主人のお薬は強くないでしょうか・・? そろそろ減薬をしていただいたらいかがでしょうか・・?
と、話していたのですが、減薬することなく年月が過ぎて行きました。
最近、ご主人に強いストレスがかかる事態があった時、ずっと強い薬を飲み過ぎたせいで、薬も効かず、心身を落ち着かせることがうまくできずにパニックになってしまいました。
減薬なさっていれば、こんなストレス過多の時には薬の量を増やすことで対処できたのに・・・と、思うと残念でなりません。
あなたの心身の不調は、あなたが思ってもいない所に潜んでいるかもしれません。
あなたの笑顔が輝くために、もう一度身の回りを見直して下さいね。
そして、お薬だけでなく、呼吸を深くしたり、運動療法や食事を変える事でも大きな助けや力になりますよ。
秋風に誘われてお散歩にいらして下さいね~!
好きな歌をうたって心を解放して下さいね~!
あなたの素敵な笑顔におあいできますよう!
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